refer 繋がりの質

  • 2017.09.02 Saturday
  • 20:37


一晩で季節が捲れてしまったような肌寒い朝、
薄手のジャケットを羽織り
成城学園前駅から徒歩5分とほど近い 成城大学で開かれている
キャリアデザイン学会に参加するため家を出た。

午後からいくらかあったかくなるにせよ、半袖の人もちらほらみかける

こうした気温の変化に、着衣の感覚はいささか置いてけぼりになる、
…自分が寒いかどうか、
肌感覚にうかがいをたてながら、着衣を決めた。

駅まで行ってみると


半袖!
寒そうだなぁ
と行きゆく人々に気が向くのも
ある種の職業病とでも言おうか

季節の変わり目は、思っている以上に心身は夏の自律神経の疲労から、免疫が低下しがち

ちょっとした季節の気まぐれに、自律神経は夏の緊張感と相まって、風邪をひきやすくなる…云々 街の保健師気取りもそこそこに、学会の話に戻ろう





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今回が第14回目のテーマは
『多様なキャリアの創造に向けて』
参加した分科会で特に印象に残ったのが、
法政大学の梅崎修先生が今携わっているという2016年から厚生労働省の事業として始まった『おしごとアドバイザー制度』での、電話やメールでの就労相談事情のお話でした。


2016年から始まって、今はどんな状況なんだろかと、少し気になっていた事業ではありましたが、

サイトにも記載されているように

ちょっと話してみたいな…な方も無料且つ匿名で相談ができるという、ややふんわりと、かなり敷居を低めに設定されていて、
かなり不特定多数の方々からの相談を、相談者の情報を必ずしも特定しないで実施するので、
こうした梅崎先生はじめ、労働政策研究・研修機構の分析や課題の改善のためのアクションリサーチは大切と感じます。



アクションリサーチとは、分析者が直接かかわる実践問題を理解し、計画を練りながら課題改善のため、監察し、解釈し、次の計画に活かしていくリサーチをいいますが、

机の上の出来事ではないため、
改善がはまると、よりダイレクトに関係者に結果が反映されやすいといえるのではないでしょうか。


アクションリサーチ

と聞いて


普段の仕事がアクションリサーチだなぁ…と、心の中の声。


現場で相談を承り、
その改善を検討し、
さらに地域や支援連携での課題を分析し、解釈し、
繰り返す。
ときに発表をし、また現場に戻り…




課題=困っていること


課題改善=困っていることが減る、または改善する。

人々の明日からの生活へと直結していく。


先生がおっしゃっていた


『相談者の必要をどこにリファー(refer)していくのか、できるのか、リファーに課題がある』といった内容だったように思うが、


ここでリファーとは
促進しづらいと判断した時に行うのが「リファー(refer)」である。
『リファーというのは、自分以外の他の心理専門家や精神科医、法律の専門家(弁護士)、福祉の専門家(ケースワーカー)・社会保険労務士・などにクライエント(相談者)を紹介することで、『自分にはできない種類の支援・治療・制度利用』を促進しようとするものであり、専門家間の紹介・斡旋や異業種間の役割別の連携といった意味合いを持っている。』

というのだそうですが

心理学用語からひっぱって使われているようです。


電話やメールでの就労相談

と、窓口の就労相談を
適切なリソースに繋げていくことも、
適切なリファーをし、切れ目のない、支援連携をはかりながら、
相談者の必要に辿りつくサポートには、
質のいいリファーは不可欠。

そうした中 『リファーの質』。
という言葉が浮かびあがるが、

その質が何をどうしたらよくなるか、少しだけ言葉の持つ意味を思い浮かべてみたが、


やらなければならないことが
まるで走馬灯のようにかけぬけ
すぐに頭の中は飽和状態になった。

しかし、

日本の課題は
仕組みやそれぞれの団体の評価基準を背景に、うまく繋がりにくい現況をとらえ、どうしたら質のいいリファーシステムを構築するか


やっぱり
リファーですよね…

と梅崎先生に質問しつつ、


そうしたリアルソーシャルネットワークをどうつなげるか
繋がるためのつまずきやすい障害物やちょっとした砂利をどけるか
まずは

顔を合わせて、話し合いを
それも形式張りすぎない話し合いを柔軟にもつこと、そうしたプラットフォームになる場をつくるか。

あたかも脳の回路の繋がりが良くなるために、慣れをつくだしたり、
シナプスが活性化しやすいように、動き、セロトニンを増やす活動を意識することと似た
活性化するための、意見を交わす場づくりが、
リアルソーシャルネットワークを繋がりをよくしてくれるシナプスを活性化してくれるのでなかろうかと


不可能だ、と思ってしまった脳は、
学習性無力感に苛まれ、
モチベーションは維持しにくくなるが、
なんとかなるかもしれない…と思える場所をつくることが、
未来を信じ、自分自信を信じつづけるプラットフォームにもかわるのではないかと、


シナプスが活性化した。


プロジェクト名は


シナプス

synapse





と梅崎先生のお話をうかがい、



頭のsynapseが動いて、残った言葉が

リファーの質
繋がりの質

だった。


分科会が終わり、
霞みがかった視界がいくらか晴れたような高揚感と課題への緊張感のなか

僕の後方から
ある方が近づいてきた


「というわけで、早速、リファーを…」 と物腰柔らかに声をかけてくださったのは

お仕事アドバイザー制度の企業の担当者の方だった。



「はい、ではリファーを」

互いに’リファー‘で、相応な支援連携関を築く共通認識がもてたら、話は早いでしょうね

さて、いかに繋がり(リファり)ましょうか。

15%

  • 2017.09.01 Friday
  • 07:42
以前、
日本キャリアデザイン学会のキャリアデザインライブの中で、
IBMのLGBT社員の取り組みについて
お話をうかがう機会があった。

その中で、
LGBTの方々が、会社に対して自身がLGBTであることを開示して働くとき
ワークパフォーマンスが

15%

上がるのだというデータに基づいた話として、うかがった。

非開示の場合、
言うに言えず、おし黙った状態では
精神的ストレスが増加、
体内ではコルチゾールも底高になるだろう

少しの理解がえられたら、
パフォーマンスが変わる様々な事情をもって働いている人々がいる。

それが

両親の介護だったり
子育てだったり
母子や父子家庭だったり
がんや難病など、あるいは弱視や高次能機能障害、手帳が取得できない神経や痛みの障害。糖尿病
腎臓、肝臓などの慢性疾患により、
治療と仕事を両立している人



話しやすい環境や会社である場合
パフォーマンスが15%程あがるというのだから

通院や介護・子育てのへの
配慮が少しもらいやすい配慮があれば、
それ自体、企業活動を活性化する要因に変わるかもしれません。

何を、誰を労働力に変えるか?
とした視点のみならず、
まず、何が労働力を削いでいるのか。
老化も、病気も避けらないものが、この世の中には厳然と存在している。


未来の医学が、そうした避けにくい病を避けられる術、選択肢をもたらしてくれるかもしれませんが、

今を直視した場合、
治療と就業の両立をはかる必要がある、慢性経過を辿る、がんや難病、他の慢性疾患の方々の中には、
なりたくてなった方々はいないでしょう。
しかし、毎年、治療と就業を両立する必要がある方々は実際、数十万単位で毎年のように増えている。
ダイバシティな環境が、精神的なストレスを軽減し、社員の生活に安心をもたらし、会社に対して就労貢献度をより高めて、パフォーマンス向上に役立つとしたら、

話しやすい環境
通院しやすい環境
病気を開示しながら働きやすい環境調整は、
結果として、個人や企業、日本の生活や経済のパフォーマンスをいくらか高めてくれるのかもしれません。

そこを『実際に生きる』のはなかなか容易ではない

  • 2017.08.28 Monday
  • 22:22

年の瀬押し迫る11月に
毎年くらい参加させていただいているビックサイトで開かれる職業リハビリテーション研究・実践発表会に、今年は参加だけでなく
発表させていただきます。

平成26年くらいまでは発表は4ページでしたが、
現在は2ページ。
うむ。
枚数が少なくなるほど、何を中心にまとめるか、至極考えます。

事例を2つ入れるのが一般的ですが、

残された文字数では、全体に薄く、浅く見えてしまう…

こんな大事なことを

どこをどう切り取ればいいというのか。

ということで、

至極一般的ではありませんが、

考えに考えあぐねた末

一事例の深掘り。

これでいこうかと。

書いたものは、実は4ページ分程になりまして、
それを2度、3度、
5度、7.8.9…
何度か読み直しながら、大事ですが、今回は落とす言葉を切り

あと、あと3行まできたのですが、
ここからが、甲乙つけがたく
山頂付近の低酸素状態。

にらめっこです。




文章の書き方にもいろいろあるでしょうけど、
僕は、どうにも彫刻のように、丸太ん棒から切り出し、削り出すような、
彫刻作業派…
そんな流派があるかどうかはわかりませんが。

先日原稿を書かせていただきました
月刊誌の『難病と在宅ケア』はネタバレになりますので、詳細は書けませんが、
12月くらいに、ある特集にて、書かせていただいていますが、

こちらも、6000文字予定の原稿のために、10000文字あたりまで、まずは今大事だという点をバーッと書きまして、

そして削りだしに入るのですが、

削るどころか、
そのテーマでさらにいろいろ浮かんできたので、さらに書き続け、笑
先ずは出版社の担当者に、見ていただきました。




今は、病気がありながら、就職がしやすくなる為のノウハウや、準備の仕方や、具体的な書き方、合理的配慮等の一般雇用での求め方など、
ノウハウなどを共有する時期と認識しています。


そういう書物を現時点では
書店でみつけることができないものですから、焦りますね。


必要なものがどうして世の中にないのか、と。



じゃあ、書けばいいという話ですが。
必要だけど…

最初に手をあげてくださる出版社は、きっと勇気が要るでしょうね

ですが、
今や、国も治療と就業の両立支援に力を入れていますから、
先がけて、難病やガン、糖尿や弱視、
通院をしながら、働く必要があったり、働ける方々が働きやすくなる為の情報を集積した書物には、価値があると感じます。

実際には、日本は中小企業が大多数ですから、そちらの事例や、ノウハウがより、大多数の方々にとって実際的に思えてきます。


学者の方々が書かれた書物は、とても参考になるのですが、
こと就活や職業マッチングなどの話になると、
机の上で、データをもとにまとめた資料や読みものが、実際と微妙にズレてしまう印象があります、


知識にも、乾燥した、させた長期保存が可能なタイプなものと、

今の時代にフィットした、今このタイミング、という鮮度があるが、数年で変化してしまうような、ナマモノな知識があるように見えます。


少しのズレが、そのノウハウをあまり役にたたないものにしてしまいかねらないような…

難病の方々も
ガンに罹患した方も
糖尿も、弱視や高次脳障害や、そのほか、ありとあらゆる治療と就業の両立が必要な方々が
人として、人らしく働くことも選ぶ選択肢がある社会は、きっと社会への漠然とした未来への不安をいくらか軽減してくれるのではないでしょうか。





小さな頃

人への思いやりや
優しさ、親切心を
たくさんの大人の人から口ずてに聞きましたが、

そこを『実際に生きる』のはなかなか容易ではないことを、この歳でよくよく知る次第ですが、

人として….ふんばりたいものです。




今日は仕事帰りに
ストレス発散のコーピングとして、近くの映画館に飛び込み、

『君の膵臓を食べたい』


という映画を観まして、

久々に泣けました。

いや、泣ける気配があったので、ひと泣きするためにいったのかもしれません。
泣くことも
人にとっては、ひとつのストレスコーピングだったりしますが、


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ネタバレできませんが、

誰かのために懸命に生きようと幾らか思えた映画でした。




働くと、価値と。

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 21:55


只今、11月のリハビリテーション原稿の締め切りが迫っているため、

仕上げの作業… たった4ページですが、 資料を今までのデータから統計としてコンパクトにまとめる作業をチョコチョコと

そんな自ら背負い込んだ原稿作業から逃れ
今夜は 都内は小山薫堂さんのORANGE BRAINERYにお邪魔し、グループディスカッションなどにも参加。

小山薫堂さんの企画の雰囲気やハッピーなあり方やサプライズ感もリスペクトで、こうしたチェンジメーカーな方々の発想や考え方をそばで感じられる機会は、とかく大切に感じられます



デザインや経済のスピードはとかく早く 発想も活性化して見えます
そうしたデザインやプロデューサーとして、ソーシャルデザインとしての観点を、
改善が必要な場面に持ち込む


あまり経済が反映されにくいが、実は非常に大切な課題が、この国には潜伏している

僕自身は、
見えにくいが、実は重要で、今は見えにくいが、
わかりやすく誰かか翻訳、あるいは可視化する必要がある大切なテーマが気になってしょうがない。
天邪鬼な性格ですが、

価値があると思えば、多少迷いながらも、 そちらを選びます。


最後は目を瞑って自らに問います。

何を大切にしたいのか?と。



翻訳には、 翻訳のされかたがあり、
誤訳の場合もあり、
バイアスがかかる場合もあるでしょう

不都合な事実は、見えにくい場所に置かれやすい





資本が入りにくい場所には、未だ手付かずにも見えるテーマがあちこちに見られる。
生計は体がくっついている以上考えなくてはならない、のっぴきならないテーマですが、
願わくば、自分にとって、
『価値があるのかどうか。』

誰かの笑顔が増えるだろうか
悲しみが減るだろうか、

困りごとを減らす為の変化を作り出せるだろか…
最近はそんなことばかり考えている。


このあたりが自分のキャリアアンカー
至極単純明解です。笑
大人げない…と思いますが…




今日のグループワークはある人の人生を感情移入しながら、これから15年の人生プランを考えて、発表する…みたいな内容でしたが、
グループになると、いただいたお題さえ、どう切り取るか、
人により捉え方もややまちまちで、面白いものです。


明日は
茅ヶ崎市の保健所で
難病の方々の就労準備セミナーをさせていただきます。
このあと他の市の保健センターでも開催を予定しています。


さて、
帰って明日の準備準備


ナマモノ原稿シタシタと…

  • 2017.06.26 Monday
  • 21:18
難病の就労についての原稿依頼をいただきまして
上司方々、さらに最上位の上司から原稿依頼受託の許可がなんと!出たため

ただ今、難病の方々の就労支援についての原稿を書きしたためはじめています。


ひと昔

クロワッサンという雑誌にもかつて個人的に書かせていただいたことがありましたが、
今の肩書きでは
いろいろと制約などもあるため
なかなかメディアからの依頼には応えにくかったのですが、


goサインをいただきました。


原稿は一応全国誌
一応とは失礼ですが、
なかなかコアな雑誌です。が、
されど全国誌…



昨年の内閣でお話させていただいた一億総活躍のプレゼンに
時間の都合などで掲載できなかった一部も、書かせていただこうと思案中

勿論、原稿は今の肩書きでの掲載なため、お代などはいただかず、
きっちりと公益性原稿として
書かせていただきます。



いずれ難病の方々に対しての就労支援関係の出版物がないため.
書としてまとめたいと考えていますが…




体形だった立派な書物はアカデミックな学者方々にお任せして、僕は現場に近いところで右往左往しつつ、もがき、ジタバタしながら開拓した
障害者手帳がない疾病の方々への企業の理解や、雇用に結びついていったあたりの生物(ナマモノ)な情報を中心にノウハウやポイントなどをまとめてみたいと思っています。




想いのフォルダ。マギーズ東京へ

  • 2017.03.16 Thursday
  • 20:53


久々なゆりかもめ。

いやぁ、ビルだらけだなぁ。

この先が豊洲か…

とブツブツ…
以前から気になっていた
ゆりかもめは市場前から徒歩3分

マギーズ東京にお邪魔しました。



昔から
気になった人には会いに行く習性のようなものがあるのですが、 意外と、会いたいと願った方々には、その後お会いすることになることが不思議と多く、

描けたことの70%は実現したも同様…
と17歳のときに見つけたカーネギーさんの本の中の言葉は、いまだに深い信念に近いところに張り付いているのかもしれません。
まぁ、半分ほどは自分で会いにいっていますし、
まあまあ生きてくると
そんなに容易いものでもない現実とは直面してもきていますが、

願う

ひと粒種ほどの願いが、生活に変化をもたらしてくれる火種になるような…
今より少し豊かそうな未来に手が届くような希望にスルスルと繋がるような



お邪魔したときは、ある番組の撮影の最中でしたが、終わってのち、スタッフの方のご配慮で秋山さんとも少しお話をすることができました。
最初に共同代表の秋山正子さんを知ったのは、プロフェッショナル仕事の流儀、脳科学者の茂木さんの番組で、訪問看護士としての秋山正子さんでした。

同じ看護士として
患者さんと向きいながら、
実直なその姿に、映像とはいえ、刺激をいただき、
いつぞやかに、直接お会いしたいものだなぁ、とうっすらと『いつかお会いしたい人』と記憶の中にインプットしたのを記憶しています。



マギーズ東京は 意図して敷居が低くされていて 来る人全てをいらっしゃい、と迎えてくれる抱擁感が漂っていました。





マギーズ東京のような
難病の方々がふらりと立ち寄れて、
相談できたり、
専門家に出会えたり、


いろいろなボランティアがかかわれたり
さらに、仕事を開拓し
周知活動も誰の目も気にしないで全開でできる

そんな白昼夢のごとくイメージが、
思わず通りに面した不動産物件チェックしてしまいました。
(´-`).。oO
やはり、行きやすくて
適度に周りには自然があり
ちょっとしたイベントができる程度な広間は欲しい…
いやぁ、場所を据えるより、
こっちが動いたほうが、皆さんには便利かな?
ブツブツ。
こうしたイメージの想い種も すぐには芽吹きそうには今のところありせんから、

少しの間、種蒔きの季節がくるまでは、しまっておくとしましょう。




実は今、

がんの方々の就労相談のボランティアも自分の時間の中でですが、させていただいています。

僕の中では、
病気ごとに『割り』はありませんでして

人がいて

それぞれ病名があり
症状があり
治療や、
辛さなどがある。




今やっている難病の方々への就労支援のノウハウの一部は、
間違いなく、治療と就業の両立支援軸としての『がん』の方々の就労支援に役にたつ。
がんの周知がすすむなか、
周辺の就労支援の仕組みが整うことは、がん以外の治療と就業の両立を考える疾病のある方々にも有効性が高いと感じます。

医療から労働、就労支援に入って
企業方々と直接話をしたり、
毎年1000件以上の個別相談を受けたまわり、また雇用上必要な話を、企業に説明していきます。
br /> 昨年度と比べても、病気を開示した手元の数字では、就職は約3倍に増加しています。

どのように企業に開示をし、
当事者の方々が何をどんな風に準備をしたら就職がしやすいか、ノウハウが蓄積されてきているため、
やはり、そうした各窓口の支援でのノウハウなどは互いに共有しあえるのが、当事者方々の利益にかわると信じてやみません。



就労支援ネットワークの冷めやらぬ夜に

  • 2017.03.11 Saturday
  • 00:48

 

新宿で開催された

就労支援ネットワークに参加してきました。

 

しごと財団の友人からお話を以前から聞いていたのですが、

医療が中心になってやっている就労支援とはいったいどんな

感じなんだろうか?

 

それぞれがそばでやっていても何故か背中あわせにでもなって

いるかのように、お互いがどんな支援をしているかをあまり

わかっていないという話は、僕自身も感じる部分がありますが、

周りからも散耳します

 

次のステージにあがるための

次世代の就労支援とはどんな取り組みから変化が始まるのか…

 

 

ふつふつと誰に対してというより、

自分自身の支援のあり方も含め、ずっと考えていたテーマ 

だったりでしたが、

 

なんと、清和病院が中心となって、行政や民間、

医療、福祉、大学、支援機関が混じってやってるではないですか。

いやぁ、こんな感じこんな感じ…と

考えていたことが目の前に現れたようで

お邪魔できただけでニンマリとしてしまいました。

 

お互いの立場の違いを超えて、

まずは話をしようじゃありませんか、ね。

 

ややテンションが上がり気味だったのは、遅刻したので走って

きたせいと、同じグループワークのみなさんには言いましたが、

 

ほんとは思い描いていた形が

目の前に現れたので、嬉しかったからでした。

 

今回が第二回目とのことでしたが、

違う立場の支援者が、同じテーマをそれぞれの視点や立ち位置から

語る話からは、

あちこち多方面からスポットライトを当てた造形物の影が見え

にくくなり、より鮮明に物体の外形がとらえやすくなるような

そんな印象すら覚えます。

 

発起人のKさんともお話ができ

どんな経緯からこうした労働行政や支援機関、医療なども交えた

ネットワークがはじまったのか?お話もうかがうことができました。

 

 

そういえば、

先日参加させていただいた

ひきこもりの方々の就労支援のシンポジウムでも

これからネットワークを作る活動を始めると

おっしゃっておりましたっけ。

 

時代のシナプスからは

ネットワーク形成のための、伝達物質を放出しはじめている。

 

それぞれに見えている景色がやや異なる

見る方向が違うと

映る景色も変わって見えてくる。

 

至極当たり前のことですが。

 

まずは、それぞれの違いに関心を持ちたい

得意な支援は、得意な団体に

お互いの違いをわかりながら、

違いを活かしていけたらいい

 

以前、がんの方々の勉強会に参加したとき、

 

当事者の方が、

 

 

偏見は自分の中にあった…とおっしゃっていた言葉が

リフレインしている

 

 

支援者が、お互いに知り合うことができているだろうか。

 

仕事仕事というけれど、

こちらの事情を押し付けていないだろうか。

仕事を紹介する側が、自分が生きてきた時代の就労観を

押し付けていないだろうか。

線引きをするあまり、繋がりに隙間

が出来ていないだろうか…

自身に問いかけているような話ですが。

 

知らないことを、知っている支援者どうしが

お互いにサポートしあえるネットワークをどう築いてゆけるか。

 

これからは就労支援のプロフェッショナルが育つ時代

机上のキャリア理論は、どこかやや時代に後追いに感じてしまうのは

うがった見方だろうか。

 

 

 

 

 

 

100匹の猿

という話を以前耳にしたことがある。

 

ワンハンドレッドモンキーズ…

 

時代の必要に、100人程は気がついている

 

敏感な猿がいる

 

しかし、気がついてやる人は

その中のさらに少数

 

気がついて、実践に移せる猿

いやっ、人がいる。

その猿、いや、人を中心に

時代の共時性から気がついている人が繋がりはじめ

その気がつきという時代の人格の部分が

繋がりながら、日常へと滑りこんでいく

 

 

世知辛い出来事や

ニュースを耳にしますが、

 

人の世もまんざらでもないかもと思いながら歳をとりたいもので、

だから、一部の人が悲しみの中にある状態を、見て見ぬふりは

仕事でもできればしたくはないもので…

うまくできるかわからないですが

大人らしく踠いてみようかと

 

たくさんの人の熱気で少し人酔いしたようで、

テンション冷めやらぬ、ですが。

 

ではでは。

 

 

スーパー就労支援?

  • 2017.01.27 Friday
  • 20:57

就労支援も

外科のオペ同様に、
何度も何度もケースを重ねるなかで、
腕前があがっていく気がします。

外科のオペ同様に
難事なケースなどもある場合がありますが、
それでも、どうしたらうまく行くのだろうかと、

考えて考えて、
調べて、トライ&エラーを繰り返す

失敗していいケースはひとつもありませんが、

実力が最初から伴っていることはなく、
徐々に慣れていく
最初な打ちふるえながらかもしれませんが、
困難な事例も、ひとつひとつ重ねていけば、糸口が見えてくる


最初はとても難しいと感じていたことも、できるようになっていくのは、
僕は外科医ではありませんが、
何事も同じことを繰り返し、チャレンジしていくなかで、新しい手技や導線が見えてくるのは
同じではないかと、ふと研修後に思ったのでした。

ただ、名医という人種がいるように

とうてい難しそうなオペをこなすDr.がいますが、

そういうDr.は考えて考えて、手先を動かして、
打ち震える思いや不安を打ち消すだけのトレーニングや、シュミレーションを積み重ねているのだろうと思うのです。
どんな名医もはじめは、
まれにエラーをするといいます

あってはならないことですが、
ある名医の方の本には、

数千の成功の陰に
数十のエラーがあったと、書かれていました。

実際にお亡くなりなった事例で、
助けることができなかったのは、難しいオペだったのかもしれませんが、
命の話な為、その事実は重いものです。

ですが、
他の病院で困難とされたオペを引き受ける医師がいて、初めて助かる可能性が生まれるとき

そのトライを失敗といえるかどうか
なんとも簡単に語ることが難しい話ですが、無謀に攻めるのも良いとは思えませんが、

その医師は、

今でも心で手を合わせ
今なら助けることができる…と、背負ったものをしかと噛み締め、
またオペにのぞむのだといいます。
比較にはなりませんが、
僕も、今なら…
と、顔が浮かんできます…

そうした悔しみもあり、
また頑張ろうと思えもし、
もっと力をつけよう、とドライブに変わる


繰り返し
繰り返し
やっていく

繰り返し




信じ


トライ

ちょっとした勇気

またトライ

確かな技術に変わっていくのだろうと

境界線は自分の心がつくり出す場合もある


迷うとき、

何か、必要な情報が不足している
場合もある

スーパーDr.という人はきっと

できる

から逆算して道筋を『探す』ひとなんじゃなかろうか

信じるだけの根拠を見つけるために
謙虚に学ぶ人なんじゃないだろうか。

愚直に繰り返し
繰り返し

を楽しめる人なんじゃないだろうか…


そんな頼りがいのある
就労支援者にいつかなれたらと…







就労支援研修会で缶詰め…

  • 2017.01.27 Friday
  • 19:24
高齢障害求職者支援機構の就労支援の研修会のため、千葉県の海浜幕張で3日間こもっていました。


最終日の事例検討は障害者就業・生活センター、就労移行、訪問看護士、大学の教授方々とそれぞれの事例を提出しながら、検討を繰り返し

就労移行の方から、
『せっかくなのでガチで話しませんか?』
と提案もあったので、スイッチがはいりまして

日頃なかなか話しにくいことなどを、お互いに話しあえた感じがしました。


支援機関がお互いの違いや、役割を知ることの重要性
違いを受け入れる意識
会話から対話を重ねるなかで、
それぞれの支援の境界線が映りこんでくるようでした。

縦糸だけの仕組みに横糸も織り交ぜながら、より強固で柔軟な相互理解を草の根でしながら、

今の就労支援に不足しているものがなんなのか、
それぞれの立場や立ち位置から見えにくいものがあるのか、ないのか、
見えていると思っていても、
影になって視界に映りこみにくい死角はどこか、

これからはそれぞれの支援の質
または連携の質が大切になってくるのだろう…
と、いろいろな支援関係者方々とお話を重ね、実感したしだいです。


支援の谷間を作らないように
お互いで学びあっていきたいものだと、
風の吹きすさぶ海浜幕張を後に 帰途…


只今、研修による心地よい疲労感と、テンション上げてのぞんだので、まあまあな脱力感

こうした研修や事例などの意見交換が 就労支援も次の段階に入っていけるのではないかと、帰り際に参加した支援関係者とあれこれ談義しつつ。

既に取り組んでいる地域や就労支援関係者の話も耳にしたので、

縦横織り交ぜた、関東圏での何かしらができないかな…

と現実妄想をしながら家路に。


北海道から、沖縄から、
全国から参加した皆様、お疲れさまでした。


治療をしながら働くことは日常的・・

  • 2017.01.16 Monday
  • 10:04


昨日は寒い1日でしたね

都内のがんと共生社会を目指して、というがん患者が働き続けるためのダイバシティーを推進する目的の
シンポジムに参加してきました。

最近ではいろいろな病気ごとに開催されている就労支援の勉強会や、シンポジウムに参加するようにしています。

それぞれの疾病団体ごとに、似てはいますが、でてくるキャストが違っていて、医師がメインだったり、当事者だったり、弁護士が出てきたり、社労士だったり、企業の参加が多かったり、少なかったり


人と病気と就労支援の話には違いはないのですけど、就労支援の話は、どこが中心にやっているかで、流れとか、スピード、規模、議論の質も違って見えます。


目下、メインでやっている難病の人の就労支援は、規模と議論にでてくるキャストの存在感というか、社会的な影響力なども、がんのそれと比べると、ややパワー不足感は否めません。



確かに、がんの場合は、生涯で発症する人が難病の発症率よりも多く、今や2人に1人はがんに罹患する。
国立がん研究センターの高橋都先生によると、年間100万人ががんになっているという。
そして大きくは、その半分は働く世代の話になっている。
65歳まで働くとした場合、6ー7人に一人はがんになるという。

1月1日から、65歳以上の高齢者とされる方々も雇用保険に入れるようになった。
世界でも65歳以上の雇用が全体の9.5%と、ドイツの1%代、イギリスの3%代を大きくは上まわっている。

それはヨーロッパ諸国よりも労働力を移民などの外国人の労働力が日本の場合は少なく、
高齢化社会では、ますます熟達した高齢者のマンパワーを期待する方向にシフトし、今後はさらに増えていく状況を国も支持している。

そうすると何がおこるか
がんの場合もそうですが、がんの場合、長く生きると時間的ようそにより発症率が高める特性があるため、
がんに罹患した高齢者の就業なども吸収できる労働環境や市場のあり方が重要になってくる。

高齢化した場合、がんだけでなく、難病や腎臓病、糖尿病、婦人科系疾患、そのほか慢性化し、治療を継続しながら働く人々が増えてくる。



今までのように、正社員は40時間残業。それも80時間、100時間残業をかしている状況では、医学的には数ヶ月その残業時間数で就労すれば、脳血管障害や循環器系の疾患が増えることも、糖尿病などが増加することも、明らかな事実とエビデンスもある話なため、なかなか防ぎようがないといえる。



無理な働き方をしいた結果
治療をしながら働く必要がある労働者をますます作り出している構造になっているといっても過言ではないのではないでしょうか。


ストレスによってがんが発症する確率が高まることも考えると、
全体的には今の日本型雇用のあり方が病気を発症することで生じるダメージなども考えると効率的なのかどうか
疑念が残ります。

相変わらず日本の自殺率は高く推移しておりますが
がんになった方々が1年以内に自殺する確率はそうでない人と比べて、20倍もの確率になると、東京大学医学部付属病院の中川恵一先生がおっしゃっていました。


がんになった場合の個人が、1年以内に、精神的に追い詰められしまう・・

そうした状況を考えると1年以内のアプローチ、支援をどのようにしたらいいか

直接がんの就労支援に僕自身が携わっていませんので、細部の状況まで把握できていませんが、

どうも、当事者に近い部分では、難治性疾患、難病の方々と同様な手薄な当事者が孤立しがちな状況が、ゾーンがあるのではないかと想像してしまうのです。

それでも昨日のようなシンポジウムな動きも、さらに大きくなってきている現状では、

そうした実情を、ほんとになんとかしないといけない悲惨な現実として、
キャッチしている支援者の存在があり、そうしたがんの就労支援にに携わる方々の話をうかがうことができた昨日のシンポジウムは、とても有意義ですばらしいものだったと思います。

今回のシンポジウムにタレントの麻木久仁子さんが登壇されていらっしゃいました。麻木さんが
『がんで生活することはもはや日常なんです、治療しながら日常を生きていく。いかにして日常を含み混んでいくのか・・仕組みが足らないなら仕組みをつくる、制度を考える・・』


がんや、病気になる可能性がこれだけ高いと人生のなかでは、
これは日常のできごとの中として生活も仕事も考えていくのが自然・・という言葉が印象的でした。

とてもシンプルな言葉ですが、
弄り倒して、霞みがかった病気と人の生について、霞を払ってくださるよいうな
一言でした。

さらに、

正社員や、フルタイムで働くことを中心に、短時間や少ない日数で働くことが良くないみたいな風潮がありますが、いろんな理由で、フルタイムを選択できない人、しない人、そうした肯定的な選択肢として、多用な選択肢があっても、そもそもいいのでは?というようなお話も印象的でした。


毎年60万人もの就労人口が減っていくなか、多様性を排除する企業には、今後は人材が集まりにくい。

子育ての女性
病気がある傾向が高い高齢者
慢性疾患がある人
難病の人
がんが発症しても通院で就労が可能な人、初期の配慮があれば、リワークしやすい人々・・

がんだけ、
難病でけ・・というと



どうも当事者意識が持ちにくいかもしれませんが

高齢期にさしかかった自分
子供をこれから育てようとしている方々二人に一人ががんになるという実際的な状況


難病も把握できる発症者数は増えている。

もはや、就職時から利用可能な通院休暇や、時短勤務、リワーク支援、発症後にスムーズに個別な支援にアクセスできる体制づくり、働く日数や時間数が選択できる限定正社員や働き方の多様化。開示しやすい風土や風潮のための啓発・周知など、

豊かに経済発展していくための
これからの日本型雇用
多様性を拒絶しない雇用にシフトしていく時代に入ったのではないかと思うしだいです。
病気は日常なんですよね
そして、病気とともに生きることも





































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