働くと、価値と。

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 21:55


只今、11月のリハビリテーション原稿の締め切りが迫っているため、

仕上げの作業… たった4ページですが、 資料を今までのデータから統計としてコンパクトにまとめる作業をチョコチョコと

そんな自ら背負い込んだ原稿作業から逃れ
今夜は 都内は小山薫堂さんのORANGE BRAINERYにお邪魔し、グループディスカッションなどにも参加。

小山薫堂さんの企画の雰囲気やハッピーなあり方やサプライズ感もリスペクトで、こうしたチェンジメーカーな方々の発想や考え方をそばで感じられる機会は、とかく大切に感じられます



デザインや経済のスピードはとかく早く 発想も活性化して見えます
そうしたデザインやプロデューサーとして、ソーシャルデザインとしての観点を、
改善が必要な場面に持ち込む


あまり経済が反映されにくいが、実は非常に大切な課題が、この国には潜伏している

僕自身は、
見えにくいが、実は重要で、今は見えにくいが、
わかりやすく誰かか翻訳、あるいは可視化する必要がある大切なテーマが気になってしょうがない。
天邪鬼な性格ですが、

価値があると思えば、多少迷いながらも、 そちらを選びます。


最後は目を瞑って自らに問います。

何を大切にしたいのか?と。



翻訳には、 翻訳のされかたがあり、
誤訳の場合もあり、
バイアスがかかる場合もあるでしょう

不都合な事実は、見えにくい場所に置かれやすい





資本が入りにくい場所には、未だ手付かずにも見えるテーマがあちこちに見られる。
生計は体がくっついている以上考えなくてはならない、のっぴきならないテーマですが、
願わくば、自分にとって、
『価値があるのかどうか。』

誰かの笑顔が増えるだろうか
悲しみが減るだろうか、

困りごとを減らす為の変化を作り出せるだろか…
最近はそんなことばかり考えている。


このあたりが自分のキャリアアンカー
至極単純明解です。笑
大人げない…と思いますが…




今日のグループワークはある人の人生を感情移入しながら、これから15年の人生プランを考えて、発表する…みたいな内容でしたが、
グループになると、いただいたお題さえ、どう切り取るか、
人により捉え方もややまちまちで、面白いものです。


明日は
茅ヶ崎市の保健所で
難病の方々の就労準備セミナーをさせていただきます。
このあと他の市の保健センターでも開催を予定しています。


さて、
帰って明日の準備準備


ナマモノ原稿シタシタと…

  • 2017.06.26 Monday
  • 21:18
難病の就労についての原稿依頼をいただきまして
上司方々、さらに最上位の上司から原稿依頼受託の許可がなんと!出たため

ただ今、難病の方々の就労支援についての原稿を書きしたためはじめています。


ひと昔

クロワッサンという雑誌にもかつて個人的に書かせていただいたことがありましたが、
今の肩書きでは
いろいろと制約などもあるため
なかなかメディアからの依頼には応えにくかったのですが、


goサインをいただきました。


原稿は一応全国誌
一応とは失礼ですが、
なかなかコアな雑誌です。が、
されど全国誌…



昨年の内閣でお話させていただいた一億総活躍のプレゼンに
時間の都合などで掲載できなかった一部も、書かせていただこうと思案中

勿論、原稿は今の肩書きでの掲載なため、お代などはいただかず、
きっちりと公益性原稿として
書かせていただきます。



いずれ難病の方々に対しての就労支援関係の出版物がないため.
書としてまとめたいと考えていますが…




体形だった立派な書物はアカデミックな学者方々にお任せして、僕は現場に近いところで右往左往しつつ、もがき、ジタバタしながら開拓した
障害者手帳がない疾病の方々への企業の理解や、雇用に結びついていったあたりの生物(ナマモノ)な情報を中心にノウハウやポイントなどをまとめてみたいと思っています。




想いのフォルダ。マギーズ東京へ

  • 2017.03.16 Thursday
  • 20:53


久々なゆりかもめ。

いやぁ、ビルだらけだなぁ。

この先が豊洲か…

とブツブツ…
以前から気になっていた
ゆりかもめは市場前から徒歩3分

マギーズ東京にお邪魔しました。



昔から
気になった人には会いに行く習性のようなものがあるのですが、 意外と、会いたいと願った方々には、その後お会いすることになることが不思議と多く、

描けたことの70%は実現したも同様…
と17歳のときに見つけたカーネギーさんの本の中の言葉は、いまだに深い信念に近いところに張り付いているのかもしれません。
まぁ、半分ほどは自分で会いにいっていますし、
まあまあ生きてくると
そんなに容易いものでもない現実とは直面してもきていますが、

願う

ひと粒種ほどの願いが、生活に変化をもたらしてくれる火種になるような…
今より少し豊かそうな未来に手が届くような希望にスルスルと繋がるような



お邪魔したときは、ある番組の撮影の最中でしたが、終わってのち、スタッフの方のご配慮で秋山さんとも少しお話をすることができました。
最初に共同代表の秋山正子さんを知ったのは、プロフェッショナル仕事の流儀、脳科学者の茂木さんの番組で、訪問看護士としての秋山正子さんでした。

同じ看護士として
患者さんと向きいながら、
実直なその姿に、映像とはいえ、刺激をいただき、
いつぞやかに、直接お会いしたいものだなぁ、とうっすらと『いつかお会いしたい人』と記憶の中にインプットしたのを記憶しています。



マギーズ東京は 意図して敷居が低くされていて 来る人全てをいらっしゃい、と迎えてくれる抱擁感が漂っていました。





マギーズ東京のような
難病の方々がふらりと立ち寄れて、
相談できたり、
専門家に出会えたり、


いろいろなボランティアがかかわれたり
さらに、仕事を開拓し
周知活動も誰の目も気にしないで全開でできる

そんな白昼夢のごとくイメージが、
思わず通りに面した不動産物件チェックしてしまいました。
(´-`).。oO
やはり、行きやすくて
適度に周りには自然があり
ちょっとしたイベントができる程度な広間は欲しい…
いやぁ、場所を据えるより、
こっちが動いたほうが、皆さんには便利かな?
ブツブツ。
こうしたイメージの想い種も すぐには芽吹きそうには今のところありせんから、

少しの間、種蒔きの季節がくるまでは、しまっておくとしましょう。




実は今、

がんの方々の就労相談のボランティアも自分の時間の中でですが、させていただいています。

僕の中では、
病気ごとに『割り』はありませんでして

人がいて

それぞれ病名があり
症状があり
治療や、
辛さなどがある。




今やっている難病の方々への就労支援のノウハウの一部は、
間違いなく、治療と就業の両立支援軸としての『がん』の方々の就労支援に役にたつ。
がんの周知がすすむなか、
周辺の就労支援の仕組みが整うことは、がん以外の治療と就業の両立を考える疾病のある方々にも有効性が高いと感じます。

医療から労働、就労支援に入って
企業方々と直接話をしたり、
毎年1000件以上の個別相談を受けたまわり、また雇用上必要な話を、企業に説明していきます。
br /> 昨年度と比べても、病気を開示した手元の数字では、就職は約3倍に増加しています。

どのように企業に開示をし、
当事者の方々が何をどんな風に準備をしたら就職がしやすいか、ノウハウが蓄積されてきているため、
やはり、そうした各窓口の支援でのノウハウなどは互いに共有しあえるのが、当事者方々の利益にかわると信じてやみません。



就労支援ネットワークの冷めやらぬ夜に

  • 2017.03.11 Saturday
  • 00:48

 

新宿で開催された

就労支援ネットワークに参加してきました。

 

しごと財団の友人からお話を以前から聞いていたのですが、

医療が中心になってやっている就労支援とはいったいどんな

感じなんだろうか?

 

それぞれがそばでやっていても何故か背中あわせにでもなって

いるかのように、お互いがどんな支援をしているかをあまり

わかっていないという話は、僕自身も感じる部分がありますが、

周りからも散耳します

 

次のステージにあがるための

次世代の就労支援とはどんな取り組みから変化が始まるのか…

 

 

ふつふつと誰に対してというより、

自分自身の支援のあり方も含め、ずっと考えていたテーマ 

だったりでしたが、

 

なんと、清和病院が中心となって、行政や民間、

医療、福祉、大学、支援機関が混じってやってるではないですか。

いやぁ、こんな感じこんな感じ…と

考えていたことが目の前に現れたようで

お邪魔できただけでニンマリとしてしまいました。

 

お互いの立場の違いを超えて、

まずは話をしようじゃありませんか、ね。

 

ややテンションが上がり気味だったのは、遅刻したので走って

きたせいと、同じグループワークのみなさんには言いましたが、

 

ほんとは思い描いていた形が

目の前に現れたので、嬉しかったからでした。

 

今回が第二回目とのことでしたが、

違う立場の支援者が、同じテーマをそれぞれの視点や立ち位置から

語る話からは、

あちこち多方面からスポットライトを当てた造形物の影が見え

にくくなり、より鮮明に物体の外形がとらえやすくなるような

そんな印象すら覚えます。

 

発起人のKさんともお話ができ

どんな経緯からこうした労働行政や支援機関、医療なども交えた

ネットワークがはじまったのか?お話もうかがうことができました。

 

 

そういえば、

先日参加させていただいた

ひきこもりの方々の就労支援のシンポジウムでも

これからネットワークを作る活動を始めると

おっしゃっておりましたっけ。

 

時代のシナプスからは

ネットワーク形成のための、伝達物質を放出しはじめている。

 

それぞれに見えている景色がやや異なる

見る方向が違うと

映る景色も変わって見えてくる。

 

至極当たり前のことですが。

 

まずは、それぞれの違いに関心を持ちたい

得意な支援は、得意な団体に

お互いの違いをわかりながら、

違いを活かしていけたらいい

 

以前、がんの方々の勉強会に参加したとき、

 

当事者の方が、

 

 

偏見は自分の中にあった…とおっしゃっていた言葉が

リフレインしている

 

 

支援者が、お互いに知り合うことができているだろうか。

 

仕事仕事というけれど、

こちらの事情を押し付けていないだろうか。

仕事を紹介する側が、自分が生きてきた時代の就労観を

押し付けていないだろうか。

線引きをするあまり、繋がりに隙間

が出来ていないだろうか…

自身に問いかけているような話ですが。

 

知らないことを、知っている支援者どうしが

お互いにサポートしあえるネットワークをどう築いてゆけるか。

 

これからは就労支援のプロフェッショナルが育つ時代

机上のキャリア理論は、どこかやや時代に後追いに感じてしまうのは

うがった見方だろうか。

 

 

 

 

 

 

100匹の猿

という話を以前耳にしたことがある。

 

ワンハンドレッドモンキーズ…

 

時代の必要に、100人程は気がついている

 

敏感な猿がいる

 

しかし、気がついてやる人は

その中のさらに少数

 

気がついて、実践に移せる猿

いやっ、人がいる。

その猿、いや、人を中心に

時代の共時性から気がついている人が繋がりはじめ

その気がつきという時代の人格の部分が

繋がりながら、日常へと滑りこんでいく

 

 

世知辛い出来事や

ニュースを耳にしますが、

 

人の世もまんざらでもないかもと思いながら歳をとりたいもので、

だから、一部の人が悲しみの中にある状態を、見て見ぬふりは

仕事でもできればしたくはないもので…

うまくできるかわからないですが

大人らしく踠いてみようかと

 

たくさんの人の熱気で少し人酔いしたようで、

テンション冷めやらぬ、ですが。

 

ではでは。

 

 

スーパー就労支援?

  • 2017.01.27 Friday
  • 20:57

就労支援も

外科のオペ同様に、
何度も何度もケースを重ねるなかで、
腕前があがっていく気がします。

外科のオペ同様に
難事なケースなどもある場合がありますが、
それでも、どうしたらうまく行くのだろうかと、

考えて考えて、
調べて、トライ&エラーを繰り返す

失敗していいケースはひとつもありませんが、

実力が最初から伴っていることはなく、
徐々に慣れていく
最初な打ちふるえながらかもしれませんが、
困難な事例も、ひとつひとつ重ねていけば、糸口が見えてくる


最初はとても難しいと感じていたことも、できるようになっていくのは、
僕は外科医ではありませんが、
何事も同じことを繰り返し、チャレンジしていくなかで、新しい手技や導線が見えてくるのは
同じではないかと、ふと研修後に思ったのでした。

ただ、名医という人種がいるように

とうてい難しそうなオペをこなすDr.がいますが、

そういうDr.は考えて考えて、手先を動かして、
打ち震える思いや不安を打ち消すだけのトレーニングや、シュミレーションを積み重ねているのだろうと思うのです。
どんな名医もはじめは、
まれにエラーをするといいます

あってはならないことですが、
ある名医の方の本には、

数千の成功の陰に
数十のエラーがあったと、書かれていました。

実際にお亡くなりなった事例で、
助けることができなかったのは、難しいオペだったのかもしれませんが、
命の話な為、その事実は重いものです。

ですが、
他の病院で困難とされたオペを引き受ける医師がいて、初めて助かる可能性が生まれるとき

そのトライを失敗といえるかどうか
なんとも簡単に語ることが難しい話ですが、無謀に攻めるのも良いとは思えませんが、

その医師は、

今でも心で手を合わせ
今なら助けることができる…と、背負ったものをしかと噛み締め、
またオペにのぞむのだといいます。
比較にはなりませんが、
僕も、今なら…
と、顔が浮かんできます…

そうした悔しみもあり、
また頑張ろうと思えもし、
もっと力をつけよう、とドライブに変わる


繰り返し
繰り返し
やっていく

繰り返し




信じ


トライ

ちょっとした勇気

またトライ

確かな技術に変わっていくのだろうと

境界線は自分の心がつくり出す場合もある


迷うとき、

何か、必要な情報が不足している
場合もある

スーパーDr.という人はきっと

できる

から逆算して道筋を『探す』ひとなんじゃなかろうか

信じるだけの根拠を見つけるために
謙虚に学ぶ人なんじゃないだろうか。

愚直に繰り返し
繰り返し

を楽しめる人なんじゃないだろうか…


そんな頼りがいのある
就労支援者にいつかなれたらと…







就労支援研修会で缶詰め…

  • 2017.01.27 Friday
  • 19:24
高齢障害求職者支援機構の就労支援の研修会のため、千葉県の海浜幕張で3日間こもっていました。


最終日の事例検討は障害者就業・生活センター、就労移行、訪問看護士、大学の教授方々とそれぞれの事例を提出しながら、検討を繰り返し

就労移行の方から、
『せっかくなのでガチで話しませんか?』
と提案もあったので、スイッチがはいりまして

日頃なかなか話しにくいことなどを、お互いに話しあえた感じがしました。


支援機関がお互いの違いや、役割を知ることの重要性
違いを受け入れる意識
会話から対話を重ねるなかで、
それぞれの支援の境界線が映りこんでくるようでした。

縦糸だけの仕組みに横糸も織り交ぜながら、より強固で柔軟な相互理解を草の根でしながら、

今の就労支援に不足しているものがなんなのか、
それぞれの立場や立ち位置から見えにくいものがあるのか、ないのか、
見えていると思っていても、
影になって視界に映りこみにくい死角はどこか、

これからはそれぞれの支援の質
または連携の質が大切になってくるのだろう…
と、いろいろな支援関係者方々とお話を重ね、実感したしだいです。


支援の谷間を作らないように
お互いで学びあっていきたいものだと、
風の吹きすさぶ海浜幕張を後に 帰途…


只今、研修による心地よい疲労感と、テンション上げてのぞんだので、まあまあな脱力感

こうした研修や事例などの意見交換が 就労支援も次の段階に入っていけるのではないかと、帰り際に参加した支援関係者とあれこれ談義しつつ。

既に取り組んでいる地域や就労支援関係者の話も耳にしたので、

縦横織り交ぜた、関東圏での何かしらができないかな…

と現実妄想をしながら家路に。


北海道から、沖縄から、
全国から参加した皆様、お疲れさまでした。


治療をしながら働くことは日常的・・

  • 2017.01.16 Monday
  • 10:04


昨日は寒い1日でしたね

都内のがんと共生社会を目指して、というがん患者が働き続けるためのダイバシティーを推進する目的の
シンポジムに参加してきました。

最近ではいろいろな病気ごとに開催されている就労支援の勉強会や、シンポジウムに参加するようにしています。

それぞれの疾病団体ごとに、似てはいますが、でてくるキャストが違っていて、医師がメインだったり、当事者だったり、弁護士が出てきたり、社労士だったり、企業の参加が多かったり、少なかったり


人と病気と就労支援の話には違いはないのですけど、就労支援の話は、どこが中心にやっているかで、流れとか、スピード、規模、議論の質も違って見えます。


目下、メインでやっている難病の人の就労支援は、規模と議論にでてくるキャストの存在感というか、社会的な影響力なども、がんのそれと比べると、ややパワー不足感は否めません。



確かに、がんの場合は、生涯で発症する人が難病の発症率よりも多く、今や2人に1人はがんに罹患する。
国立がん研究センターの高橋都先生によると、年間100万人ががんになっているという。
そして大きくは、その半分は働く世代の話になっている。
65歳まで働くとした場合、6ー7人に一人はがんになるという。

1月1日から、65歳以上の高齢者とされる方々も雇用保険に入れるようになった。
世界でも65歳以上の雇用が全体の9.5%と、ドイツの1%代、イギリスの3%代を大きくは上まわっている。

それはヨーロッパ諸国よりも労働力を移民などの外国人の労働力が日本の場合は少なく、
高齢化社会では、ますます熟達した高齢者のマンパワーを期待する方向にシフトし、今後はさらに増えていく状況を国も支持している。

そうすると何がおこるか
がんの場合もそうですが、がんの場合、長く生きると時間的ようそにより発症率が高める特性があるため、
がんに罹患した高齢者の就業なども吸収できる労働環境や市場のあり方が重要になってくる。

高齢化した場合、がんだけでなく、難病や腎臓病、糖尿病、婦人科系疾患、そのほか慢性化し、治療を継続しながら働く人々が増えてくる。



今までのように、正社員は40時間残業。それも80時間、100時間残業をかしている状況では、医学的には数ヶ月その残業時間数で就労すれば、脳血管障害や循環器系の疾患が増えることも、糖尿病などが増加することも、明らかな事実とエビデンスもある話なため、なかなか防ぎようがないといえる。



無理な働き方をしいた結果
治療をしながら働く必要がある労働者をますます作り出している構造になっているといっても過言ではないのではないでしょうか。


ストレスによってがんが発症する確率が高まることも考えると、
全体的には今の日本型雇用のあり方が病気を発症することで生じるダメージなども考えると効率的なのかどうか
疑念が残ります。

相変わらず日本の自殺率は高く推移しておりますが
がんになった方々が1年以内に自殺する確率はそうでない人と比べて、20倍もの確率になると、東京大学医学部付属病院の中川恵一先生がおっしゃっていました。


がんになった場合の個人が、1年以内に、精神的に追い詰められしまう・・

そうした状況を考えると1年以内のアプローチ、支援をどのようにしたらいいか

直接がんの就労支援に僕自身が携わっていませんので、細部の状況まで把握できていませんが、

どうも、当事者に近い部分では、難治性疾患、難病の方々と同様な手薄な当事者が孤立しがちな状況が、ゾーンがあるのではないかと想像してしまうのです。

それでも昨日のようなシンポジウムな動きも、さらに大きくなってきている現状では、

そうした実情を、ほんとになんとかしないといけない悲惨な現実として、
キャッチしている支援者の存在があり、そうしたがんの就労支援にに携わる方々の話をうかがうことができた昨日のシンポジウムは、とても有意義ですばらしいものだったと思います。

今回のシンポジウムにタレントの麻木久仁子さんが登壇されていらっしゃいました。麻木さんが
『がんで生活することはもはや日常なんです、治療しながら日常を生きていく。いかにして日常を含み混んでいくのか・・仕組みが足らないなら仕組みをつくる、制度を考える・・』


がんや、病気になる可能性がこれだけ高いと人生のなかでは、
これは日常のできごとの中として生活も仕事も考えていくのが自然・・という言葉が印象的でした。

とてもシンプルな言葉ですが、
弄り倒して、霞みがかった病気と人の生について、霞を払ってくださるよいうな
一言でした。

さらに、

正社員や、フルタイムで働くことを中心に、短時間や少ない日数で働くことが良くないみたいな風潮がありますが、いろんな理由で、フルタイムを選択できない人、しない人、そうした肯定的な選択肢として、多用な選択肢があっても、そもそもいいのでは?というようなお話も印象的でした。


毎年60万人もの就労人口が減っていくなか、多様性を排除する企業には、今後は人材が集まりにくい。

子育ての女性
病気がある傾向が高い高齢者
慢性疾患がある人
難病の人
がんが発症しても通院で就労が可能な人、初期の配慮があれば、リワークしやすい人々・・

がんだけ、
難病でけ・・というと



どうも当事者意識が持ちにくいかもしれませんが

高齢期にさしかかった自分
子供をこれから育てようとしている方々二人に一人ががんになるという実際的な状況


難病も把握できる発症者数は増えている。

もはや、就職時から利用可能な通院休暇や、時短勤務、リワーク支援、発症後にスムーズに個別な支援にアクセスできる体制づくり、働く日数や時間数が選択できる限定正社員や働き方の多様化。開示しやすい風土や風潮のための啓発・周知など、

豊かに経済発展していくための
これからの日本型雇用
多様性を拒絶しない雇用にシフトしていく時代に入ったのではないかと思うしだいです。
病気は日常なんですよね
そして、病気とともに生きることも





































>
























































































































































































































































 

リーダーとサイコパシーと。

  • 2016.12.17 Saturday
  • 00:16

経営者にはサイコパスが比較的多いという記事を読んだ。

サイコパスか・・

医療を勉強し、相手の傾向を医科学的にやや分類する傾向が知らぬ間に身についてしまっているようで

サイコパシーな人が一定の数いることも
そういう方々がどんな行動特性をもっているかなども、周知ですが

意外とそういう脳そのものの傾向からして異なる特性をもつサイコパシーな人々の存在が世の中ではっきりと認識されていないように見えます。



最近、
なんだか耳を疑うような
信じ難い暴力的な発言をするリーダーが、世界のあちこちに登場しはじめ、
あたかも、
暴力や人権侵害を助長するかの発言が、横行しはじめている。


なんの傾向だろか…

毒をもって毒を制す?…



暴力的なパフォーマンスで、何をしでかすかわからない私…という乱暴さを全面に押し出す大国のリーダーのパフォーマンスやメッセージでの駆け引きには

いったい、それで国の何かがかわったとしても、解決の過程として豊かな方法なのかと
嘆かわしくなる。


が、それが、サイコパス状態にある人が真ん中にいて生じる出来事であるならば
そうなるであろうことは頷ける

だから
私たちは、気をつけて先導者を選ぶ必要がある。

人のエゴが大国をコントロールするとき、さらに、その人物にサイコパシー傾向がある場合、

やがて、自己愛が強く、罪の意識や共感性の低いサイコパシーにより、多くの人が振り回され
困ることが増えてくる可能性が高い r />

と世界に不穏な空気が立ち込めるのを見上げ、こうしたややサイコパスなリーダーがなぜ選ばれやすくなっているか?

衰弱した社会の隙間に入り込む術を備えた特性さえもつサイコパスな人々が、どこを目指しているのか


そこには他者への労りや、
本来的な愛情が特性上そもそも備わっていない傾向があり、
私たちが、感情的に推し量ろうとしても、残酷で冷酷にさえ見える判断は、
私たちとは異なる回路で判断がされているため、
考えるほどに、こちらが混乱しかねない
サイコパスとはどんな人々なのか?

その特徴は
ときに、ありえないような嘘をつき
常人とは考えられないような不正を働いても平然としている。
うそが完全に暴かれても、全く恥じるそぶりを見せず、堂々としていられ、
かかわった人は、皆騙され、不幸のどん底に突き落とさる傾向がある。
性的に奔放なため、色恋沙汰のトラブルも耐えない。

中野信子さんのサイコパスという本を参考にしています。

サイコパスは、連続殺人犯などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念で、
日本語では精神病質と訳されてきましたざ、サイコパスは、反社会性パーソナリティー障害が診断の基準になっているようです。

脳内気質のうち、他者に対する共感性や痛みを認識する部分の働きが一般人とサイコパスとされる人々でははっきりとした違いがあることがわかってきました
が、その症状には程度があり、サイコパシー傾向にも犯罪を犯すまで残酷ではないが、恐怖や不安を感じにくい傾向や、多くの倫理的な理由でためらいが生じる危険なことも、平然と行えるため、挑戦的で勇気があるように見える…

さらに、
話を盛る
主張をコロコロ変える
ビッグマウス
飽きっぽい、
傲慢
批判されても折れない、懲りない…
人あたりは良いが、他者への共感性は低い…
付き合う相手が、しばしば変わり、付き合わなくなった相手を批判する…

などの傾向があるといいます。

うーん、

どこかにいたような、w
誰かの顔が思い浮かんだり、でしょうか。


僕は異国のリーダーが何人か浮かびました。
あるいは、ニュースを騒がせる企業のリーダー…


社会の中には、

一定の割合、サイコパシー傾向が強い方がいます。

心理学者のマーサ・スタウトによると、サイコパスはアメリカの人口の約4%にのぼるそうです。

オックスフォード大学教授 ケヴィン・ダットンは「ある程度はそうだと思います。乳幼児期から、サイコパス気質である人と、そうでない人の脳を比べると、違いが実際に多く見つかっています。しかしそういう性格は必ずしも精神に刻み込まれたものではありません。後天的な理由で、冷酷な性格や恐れを知らない性格になったり、リスクを人よりも多く取るというサイコパス的な性格になる場合もあります。 ――会社のCEOは、サイコパス度が高い職業調査でトップに選ばれました。CEOのサイコパス度が高いのは、サイコパス度の高い人が出世したからでしょうか。
あるいは、肩書がその人のサイコパス度を高めたからでしょうか。
実際はその両方の要素が影響していると思います。権力のある地位につくと、すべての人がそうなるわけではありませんが、相手の気持ちを理解する力が下がることを示唆する証拠があります。」とも言っていますが

サイコパシー傾向があることが身を潜めていても、

権力をもつと、それが助長されるけいこうがあることを示唆しています。


おおきな権力がさらにそこに加わったとき、
多くの混乱が生じてくることを簡単にとめることができない状態を生み出してしまう


医療者としてみると、そうした特性をもつ人は、
特性でも把握する認識も大切で
情動で、良いか悪いかという判断の前に、
相手を疾病特性から把握し、対処や対策を考えていくのが冷静な対処策に繋がるのではないかと思うわけです。


就職した会社の上司がそういう傾向が強い場合もありえますが
その傾向が強い上司の場合は、相手の特性の話でもありますので、ことは簡単ではありません。
そうした一般的な判断では推し量ることが難しい反社会的な行動特性をもつ人がいることを、頭のどこかでおきながら、
相手の課題と、自分の課題とをきりわけて、ダメージを最小限にしたいものです。

暴力的な解決策を望む時
やはり、暴力的な力で自らが傷つくときがくる



エゴイズムは、変化という人参をぶら下げながら人の弱みに付け込んでくる、
そのタイミングを見計らっている

そうした雰囲気のなかでもふんばって<愛情に根ざした判断をしたいものです。




















マイノリティーからマジョリティーへ

  • 2016.12.12 Monday
  • 08:04
東京大学でひらかれた
合理的配慮のシンポジウムに参加してきました。

今はいろいろな団体のシンポジウムや勉強会、セミナーに参加し、
それぞれの立場からどう合理的配慮や、治療と就業生活の両立を切り取っているか、

がん、難病…企業
福祉、医療、公共、解釈や取り組みの違いを知りたいので見てまわっています。

日本はあちこちが縦割りになっているので、個人で横のネットワークを気づいたり、違いを理解し、
違いの立場を超えて結びつく、共生理解のための、コンダクターやコーディネーターな人の役割が大切になってくるように思います。

全景を見渡し、何が起こっていて、
課題は何なのか?

がんは癌を
難病は難病

精神は精神、医療は医療、福祉は…

それぞれあちこちでやっています。

福祉や研究機関、行政側は、企業の理解がない、とシンポジウムなどでよくお話されていますが

企業は説明を聞いていませんよ
という。

確かに、就労支援のための公共機関や、支援者側が周知や情報配信をしているか、と見渡すと、

特に治療と就業の両立支援のなかでも、
障害者手帳を取得していない、できない方々の雇用については、
ほとんど聞こえてこない。

就業の枠が限られたなかで、
障害者の方々の雇用は勿論、
がんや難病、ほか、手帳が取得できない慢性疾患で、通院や継続した治療が必要な人々への配慮をどうしていくのか。

働き方改革のなかでも
治療休暇の話が議論されているが、

通院休暇など、
当事者、企業支援なども一対にした、制度とした構造への取り組み

マイノリティーを排除しないシステムづくりが大切なのではないかと思うしだいですが。


これだけ
がん患者や難病患者、糖尿病、腎臓、高血圧、ほか、治療を継続しながら働ける方々が増えると、

もはや、マイノリティーではなく
マジョリティーとして向き合うのが、
今後毎年60万人もの就労人口が減るとされる日本の雇用の多様化のうえで、重要なのではないかと…


対岸の出来事ではなく、
ある日難病やがんが発症し、

働かなくては医療費や、生活がままならなくなるような状況は、

だれしにもやってきますし、

一病もっている方は多い…


このあたりは、日本の雇用のなかでも、やや議論されにくい傾向があるので、
障害者手帳を取得していない、
できない方々の雇用をどう考えていくのかは、
この国のソーシャルテーマとして、オープンな課題として対話をしていければと思うしだいです。

今日で60年・・水俣病と社原病

  • 2016.04.30 Saturday
  • 21:20



公害の原点とも言われる水俣病が

今日、5月1日は、初めて水俣病が公式に確認されてから、60年になるといいます

昭和31年患者が増え初めて
翌、昭和32年以降、この症状を伴う疾患を『水俣病』という。

水俣病の原因である、メチル水産化合物は
消化管から取り入れられ、血液を介し全身の臓器にメチル水産化合物は影響を与える。

一部は血液脳関門を通過し、脳の中枢神経に蓄積し、神経細胞にダメージを与え、神経症状が出てくる。
そのため、

感覚障害、小脳性の運動失調、視野狭窄、聴力障害、眼球運動や平衡感覚などに障害が生じ、振戦などが出てくる。

感覚障害
運動失調
視野狭窄
聴力障害
は、メチル水銀中毒の典型的な症状とされている。

重度な場合には、
不穏、狂躁状態、意識障害を生じ、死に至る

水俣病が発生した初期3か月で、16名の方々がなくなっていて、昭和40年時点での死亡率は
44.8%にのぼっており、発症したら、約半分の人々が命を落としていというから、
当時の地域、社会周辺には脅威だっただろうし、
それにより働けなくなった方々の生活が困窮し、
原因が、わからないとされた初期の、奇病として医師も近づかなかった当時の語り部の記事を読むにつけ、
当事者の生活や人生が至極窮地に追い込まれていったであろうことは、
想像にあまりある。

日本も重化学工業を中心として、経済発展が重要という、第二次大戦後の経済復興を基盤に軌道に乗ろうとしている時期、

おのずと、
たとえそれがわかりはじめたとしても、
大きな経済の流れを足止めするようなことにはしたくない、慣性として働く
大きな歯車が
そうした、経済なインセンティブが、
小さな町でおこった出来事を、閉じ込めてしまうような状況は、想像できなくない。

熊本の水俣病の原因となった製造工場が廃水を完全に停止したのは、
最終に報告されてから、実に、12年の月日が流れた、昭和43年だったといいます。
また、
政府の統一見解が発表されたのも、昭和43年度9月26日
ですから、12年の月日が流れて後のことになります。




熊本県水俣市、最高齢の語り部の、上野エイ子さん(88)によると


最初に家族に症状が現れたのは、

1958年、8月

真夏なのに激しく震える旦那さんは、

箸が使えなくなり、

顔がコメだらけになり


その姿を見て涙したそうです。


水俣病は、化学工場から海や河川に排出されたメチル水銀化合物を、魚介類が、エラや腸から吸収して、あるいは食物連鎖をし、魚の体内に蓄積したものを、

人が日常的に摂取(多食)した人々に発症した中毒性の中枢性神経疾患のことをいいます。


熊本県水俣湾周辺に発生した、当時は原因不明とされた神経疾患でした。
(後に、新潟県阿賀野川流域にも発生しています)


医師は、

当時の水俣病を奇病とし、

往診などもしてもらえないなか、

赤ちゃんがお腹のなかにいながら、看病を続けたといいます。


しかし、旦那さんは、程なくお亡くなりになり、

葬儀の6日後に、長女が誕生

手足がこわばり、3か月しても首が据わらないという、長女さんも胎児性の水俣病でした

当時は、小児麻痺と診断され

痙攣が起こり、白目をむくお子さんを

「死んではダメ、死んではダメ」と叫びながら病院につれていくも、

翌朝には、冷たくなっていた、と、語られています。



わずか2歳半の命でした…


.当時は「小児麻痺で入院しても同じ」と、入院には応じてもらえないほど、

理解されていない、

医学も、認識も追いついていないなかで、おこった、

あまりにも悲しい出来事でした。



悲しみを思うと、

胸がしめつけられます




さらに

最初の

水俣病の認定では、

当時の環境庁により、77年に「迅速な行政認定」として、


・感覚障害

・運動失調

・視野狭窄

など、複数の症状の組み合わせが症状としてあることを原則としたため、


症状があっても、政府が設けた基準により認定されないわ水俣病患者が続出する


なかなかこの基準での線引きが、
当時は当時の医学であったとしても、
今も昔も、

ある決められた基準に入るか
入らないかで線引きがなされる場合、

そこからもれた人々は、
病気があり、症状があるため、働きにくい、が、
生活費は思うように稼げない、
さらに、医療費もかかり、
生活費を削るため、栄養状態なども低下、

見えにくいところで、
うつ病や、抑うつ、
自殺など、関連死なども増える。


そうした社会的な周辺状況まで加味した包括的な支援体制が、非常に重要となる

が、
様々な事情が錯綜し、
弱い立場にたたされた人々の声は、
振り絞り上げた声さえも、かき消された悲しい歴史がそこかしこに散見する


そういう立場には、
ほんとのところなってみないとわからない辛さがあり、なったときに、力を振り絞っても伝わらない悲しさがある


社会都合による線引きにより、
支援を受けられなくなり、困窮する人が現代にも通じる


実際の症状は、
働く状況に影響があり、
労働環境は、医療とはまた異なる点も多く、配慮があったら、働きやすさが、格段にあがり、働ける方々も多い。


社会的な生き物である
人と、実際的にどう向き合うか、


水俣湾でおこった出来事から
ひと、

この国や、僕らは学べたのだろうか


と、60年をむかえた今、

何度も耳にしたははずの水俣病気とはなにか。
を考えてみる。


ふと、


社会的な事情がつくりだした病気


社原病という
言葉が浮かび、消えた


急ぎすぎた社会が、見失いやすいもの


弱い立場に置かれた人の有り様をみると、その国の文化がわかるといいます、



この国は、今、どんな文化でしょうか。

















calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>

selected entries

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM