『働きすぎ』は、病気のもと

  • 2013.10.02 Wednesday
  • 12:21


近年、毎年3万人近い自殺者がおり、気分障害・うつ病や、抑うつ状態の人々がその背景にいると言われております。


人がなぜ死にたくなるのか?について、うつ病との関係であまり詳しく触れているものを目にしたことは僕はないのですが

病状の変わり目とか。

うつ病の初期とか。

いつ自殺が置きやすいか?という点には触れているものは多く見られます。
(いずれにしても、セロトニンの酷い増減が関与しているということが、極度の悲観を引き起こしているようですが
)


身体のストレス要因でも

ストレスからの精神的な要因からも

入口が違うだけで

うつ病は生じるものですが

働きすぎる人や、ストレスの発散が苦手な人、人が良すぎて周囲に気を使ったり、配慮しすぎたり、責任感があったり、背負い込みやすかったり

という性格的なものが、心身のストレス耐性の低下を招いている要因になっていると言われています。

働きすぎるににも、いろんな背景がありますが

現代では、家庭が抱えている借金は平均1200万円を超えるといいます。

家や車のローンも入っての数字かと思いますが

仕事をしなくてはいけない・・というみえない負担は、現代人の『ストレス耐性力』の何%かをみえにくい部分で消耗してしまっています。

さらには、働きすぎな社会背景。

残業も含めると10時間以上毎日働いている人は多く、年間労働時間の国際推移(総務省統計局2013・7・13)の統計をみてみると、韓国を抜いて、2010年には、労働時間はトップになっている。(アメリカ・ロシア・ドイツ・デンマーク・スェーデン・・)

ここで、韓国と日本が労働時間の長さでは競り合っている感がありますが

ここ数年で韓国の労働時間は短縮傾向にあると言われている

韓国といえば、自殺者が多い国・・

ヨーロッパでは労働時間が長いロシアも、自殺者が多い国の筆頭になる。

つまり、『働きすぎ』な国に自殺する人が増加する傾向がある。

そこには、やはり、睡眠時間の低下、食事時間の低下、社会的なストレスの増加(責任や仕事上のコミュニケーション・・)など、就労時間の増加に伴って、生活や健康の質を保つための要素の現象が目に付く。

そういうことは、すでに政府は把握しているわけです。

把握しながらも、『経済力』強化を掲げ、エンジンをフカセるように、世の中に働きかけている状況なのですね。

うつ病が増加

自殺者が約3万人で推移

難病患者の増加

非正規雇用の増加

つまり、病気や生活を支える個人の経済力が低下し、

ますますデイリーハッスルズ(日常のいらだちごと)が増えてゆくことになります。

難病患者がとくに増えている状況が、あまりニュースになることはありませんが

この国で今起こり始めていることを、増強してゆく『疾病』の中に見ることができます。


こんなにも働いても、所得格差は開いている。

非正規雇用の平均年収が130万円代と発表されましたが。

それ以下の人が相当いるという数字ですね。

非正規の方が、35ー40%近くいるといいますから、10人に3−4人は非正規で、且つ大体が正規雇用社員ほどの条件では働けていない状態です。

選んで非正規でいる方もおりますから、一様に『非正規は否』というつもりも、悪とも思ってはいないのですが、収入の格差がこれほどついている、そして、経済状態が回復の兆しといいながらも、その収益が、多くの庶民に還まわってきていない構造に疑問を感じるわけですね。

もちろん政府は、その構造を長期的に変えてゆくという方向性は持っているようですが

今の仕組みでは、ますます貧富のさが広がって、

儲かる仕組みのピラミッドの頂点にいる数%の人は富むが、労働者庶民は富むことはまず希で、ピラミッドの下層を支えるのは、庶民ということになります。

国力の回復のため、がんばって働き、『強いニッポンをとりもどしましょう』という

スローガンが、ここで活きてくることになります。

確かに、戦後の復興では、日本人の勤勉さとコツコツとしたひたむきな努力が結実し、その結果として今の日本があるわけですが。


医療側からみると

企業への優遇策が目についてしまい。

個人の心身への『ストレス負担』の分担が大きくなってきている

と感じる部分が大きくなってきておりまして。

精神科医療の表層は整いつつありますが、

表層がピラミッドの上層だとしたら

中層や下層の仕組みには、まだまだ課題が残っていますし

その課題にする実質手付かずになっている感は否めない状況です

精神科のお救急窓口、電話相談なども、実質は最重症な、拘束でもするような患者が対象であって、うつ病で身動きができなくなった程度の症状では、夜間も、かかりつけでもない限り、簡単には受診ができないしくみが大半かと思います。

精神科病棟の鍵の向こうは、グレーゾーン。

不可思議な診療が目に付きます。



ある程度の手を差し伸べはしても

あるところから向こうにはみえざる縁が引いてあるような印象さえもつことがあります。

国民の生活が豊かであると心から感じられる社会には、豊かさの価値観の成熟という見えざる国の悟り、のような質的な変化がもとめられます。

一部の人が、高級なものを買い、

あたかも国民が豊かになったというイメージを国内外に発信するのは、

どこかの国とやっていることが変わらなくなってしまいます。

国民の期待感はあっても、現状への満足感は、消費税が上がり、年金子支給が1%下がり、物価があがり、電気代も上がった今、なかなか厳しいものがあるかと思います。



だらだらと書きましたが。


ストレスという古くて新しい負担を、ここで世の中の枠組みのなかにしっかりと当て込む

つまり、一定上のストレスは、確実に心身のバランスを崩す原因になっていますから

そこを、国をあげて、あやふやにしないでやる。

という観点を、数値化しながら、ある程度可視化できるように取り組む姿勢が大切なんじゃないかと思うのですね。

ストレス専門外来を一般化して

処方の中に、しっかりと『休息』を入れ込む。

それには有給休暇のように、国民の半分以上の人が消化できない『空気』そのままに旗を空振りするような、黙認したままの、絵に書いたものではいけません。


これ以上、本意ではないリタイアだったり、セミリタアを増やさないようにする必要があると。





僕は医者ではないのですが

今の政府の日本の治療の仕方には、どこかアンバランスなものを感じるのですね


まず、どうみても、『働きすぎ』ていて、

労働と収益の配分に偏りがありすぎる。

個人の収入の低下は、長い目で見れば、体の栄養の問題になってきますし、医療を受けるかどうかという健康の問題にもなってきます。

その結果、大量生産された、ある程度の農薬を散布された、低価格な食品しか選ぶことが難しくなったり、体に少々負担でも『仕方がない』となる。


わかっていても、どうなっているかわからない水道管を流れてくる水道水を毎日飲まざるえないですし

添加物がたっぷりでも、

便利で安価なものに流れやすくならざる得ない。


そういう食品や、タバコ、睡眠時間、肉、

製品や環境を選ぶ選択肢が狭まってくる。


ガンが増え、難病がいくら増えているといっても。


このあたりの啓蒙に関しては、保健活動全般を含めて、抜本的に啓発をしてゆく必要があると個人的感じていますが。

大量消費系の食品に支えられてる今の経済にとって、そこをいじることは、経済活動の減速にもなりかねないので、なかなか大きな声ではいえない。

そろそろ

『原因不明です。』と連呼する

要素を絞りこみ、

難病や悪性腫瘍の発症・増悪因子の受被率を、『いくらか下げる』生活の推進を明確にしてゆく時期になってきているのではなかろうかと、ひとりいきっているわです。


実際の人間の幸福にとって、過剰労働は決してプラスには働かない。


それを、うつ病と、労働時間の長い国、自殺者の多い国を表している統計は、示しているような気がしてならないのです。





























































































コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

selected entries

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM