病気のCMは誰のため?

  • 2013.10.26 Saturday
  • 17:36

うつ病を宣伝するCMが流れている。

大抵、そういうCMの多くは、製薬会社の出資によるもので、『病気をしらしめる』ことによって、結果的に、薬の販売を伸ばそうという意図がそこには存在している。

という、うがった見方もありますが、、

実際にCMでみて、はじめて病気という認識をもった方が、治療に結びつく

という面もあり、

どちらも本当といえるんじゃないでしょうか。

膨大な研究費用を投じる薬剤の研究の費用を回収しようと思うのは企業としては健常な発想ともいえます。

利益を追求し、存続し続ける。株主に対しても責任がともなうのも、ついてまわるものでもあります


ただ

CMをみて、少し心配になったのが

今の心療内科や精神科の治療が一貫しておらず(医師の力量・経験・道義による差が大きい)、場合によっては、的外れな薬を処方され薬害症状につかがっていくという、例があとをたたないこと。

受診したはいいが、薬による副作用に、対してさらに薬が処方され、さらに・・さらに・・

と増えていく。そんな病院も精神領域のクリニック、病院では、今だにあるということに、危うさを覚える。

もしくは、副作用の影響に苦しむ人に慣れすぎた医師によって、安易に精神安定剤などが処方されやしないかと。

街角のクリニックは、出店するのに、それほどの設備は必要ない。

開店のハードルは低い反面、駅前メンタルクリニックは増えている。

評判のわるい病院は、存続にかかわる。

しかし、メンタルクリニックの場合、なかなか周りに話にくいので口コミ力が低下している。

患者が離れゆく前に、患者をつなぎとめようと働く医師の意識は、意識してか無意識か


特に精神科領域の場合、僕は、もっとセカンドオピニオンよりも敷居の低い相談窓口を設けた方が安全ではないかと想っている。

ただ、精神疾患の場合、急性期にあちこち意見を聞いてまわるような余裕はない。

さらには、たいてい、精神科で使う薬の場合、安定剤の類でなければ、すぐに効果がでるものではないので、1週間、抗うつ薬などは、2週間から4週間、安定するには1ヶ月くらいは飲み続ける必要があるので。

その間に病院を移るというのは、一般的には、よほどのトラブルがなければ、考えにくい。

転院するタイミンとしては、内服の効果が思ったほど見られない・・・というのがある程度わかった段階ではないだろうか。

それか、内服を開始する前にがいい。

ただ、紹介状がいるため、その紹介状をもらうには多少の時間がかかる。

次の病院のドクターも、すでに他の病院に通院していた患者が来院して

すぐに治療方針を固められるほど診てはいないので、とうめんは現状維持、あるいは、第一選択薬などで、様子見をすることになるのだろう。


精神疾患を患うということは、なかなかハードなことである。

適切な治療にどう辿りつくか、それが、その後の状態を左右するといっても過言ではない。

どうにも困ったら、公共関連の精神科をまず受診して、治療の方向性が固まってから、近隣のクリニックを受診してみてはいかがだろうか。

つまり、ビジネスの原理が医療にも影響を与えうる現実を直視し、

まずは、経済的な事情が治療を判断しにくい病院を受診する

そして、じっくりと初期治療にとりくみ、経過の改善とともに、病気のこと、今までの自分の生活のことなどを、じっくりと知り、病気が自分にもたらした課題を認識しよう

すこしゆとりが出てきたら、紹介状を書いてもらう。

近隣の、あるいは職場の近くのクリニックを、調べ上げて受診する。

有名だから、自分にとって適当なクリニックとは限らない。

書籍をかくのは、ビジネス的な理由で書いている医師もいるのだから。

例えば、こんな話。

『軽症うつ病は食事でなおる』『軽症うつ病は漢方で治る』

などという本がもたらすクリニックへの影響は・・・

―藉の、ごく軽い、患者が集まる。
△發靴したら、中度、重症の患者を得意としていない。
7攵百擬圓鮟犬瓩襪海箸魄嫂泙靴討い襦

よって、そこに中度の患者がいった場合、適当な対処が行われるか、
見慣れていないので、治療が遅れることだってありうる。
実際そういう相談を聞いている。

あれこれ迷ったら、公共性の高い病院。精神科を受診するのがいいのではないかと思います。

心療内科にこだわったり、病名にこだわっていたら、適切な初期治療が遅れてしまう。

それがのちのちに与える影響は軽いものとはいえないのでは
ないかと、、

とてもいいにくいですが、心療内科・精神科を受診する場合、最初の病院が全て適当であるとはいいがたい。

ドクターショッピングを悪者にするのなら、ショッピングしなくちゃいけない理由をもう一度見直してみる。

世の中には、『それなりに』必要から生まれていることは、なかなか無くならないもんです。

医療がちゃんとしなくては。そういう自己防衛の手段の1つでもある、ライフ(命の)ショッピングは、なくならないんでしょうね。

 
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