セルフマネジメント

  • 2015.04.01 Wednesday
  • 18:01


病気があるとき  

発症



急性期、治療を経て、慢性経過をたどり



治癒するものもあれば



寛解するものも、完全寛解という表現を使う病気もあれば

そもそも治癒という状態にはならない

難病といわれる、原因が未解明とされ、治療法は対症療法という病気も世の中にはある。



僕は、臨床現場を経験し、

精神疾患や内科に興味を持ち、そこから医療相談というすべての病気や生活の事情なども含んでくる医療におさまり

今は、精神科領域と難病方々の就労や生活のための体調維持と、復職過程をサポートする部分を職として携わっている。





精神科領域と

難病患者方々では、

体調を維持するために必要な要素の多くはかぶっていますが



そもそもの病態の違いから

かぶっていない部分もあります。





体調を崩して発症し、病状が安定してくると、次に社会復帰を考えるわけですが



病前の体調まで回復している人もいれば

そうでない人もおり

回復しても、病前の70%くらいの体力の方や、80%、あるいは50%くらいの方もおります。



うつ病の方の場合では、

いったん脳のパワー(認知力や記憶力・集中力・・)などが低下します

それを、『脳の電池量』で表現したりします

どういう意味かといいますと



いったん落ちた脳の機能は、やはりすぐには回復しません



実際、ストレスフルな状態が長く続くと、体内にストレスホルモンといわれるコルチゾールが増えますので、増加に伴って脳の、海馬という部分がダメージを受け、海馬の主な機能といわれる記憶、それも『短期記憶』の保存の部分にエラーが生じやすくなるんですね。

コルチゾールの増加により、海馬が収縮するといわれますが、

そういうダメージは、1週間や2週間で簡単にもとに戻るようなものではないもので、



ある程度の時間がかかります。

脳も細胞ですから、、



細胞的な回復にも、人の成長と似て、『時間+栄養素』が必要で、さらに、リワーク(仕事に復職する過程を支援する活動)でやっているような、作業などをすることで、適度に脳を活性化し、血流を促しながら

さらに回復過程を助けていくわけですが。



徐々に時間と、栄養素、負荷をかけながら回復してゆくのですが、



睡眠のために必要な脳の部分と、記憶のための部分と、回復には時間差が生じるため、



数ヶ月単位で、回復してゆくのですが。



それでも、もとの体調になるかというと、ならない場合もあり

95%まで回復する人、80%までの人、

90%のひと、と

様々ですが、



今日テーマにしようと思ったことは、



元の体調に99%、あるいは100%戻らなくても、

自分の残存機能を上手に使ったり、残存機能を活かして使うテクニックを習得したりすることで

100%にも、105%にもなりえる

という話だったりします。



治療により、あるいていどの時間で治癒する人も、

そもそも、病状が安定期を向かえ、症状はなくなるが治癒はしないという病気の人も



残された残存機能をどうやって、社会のどこで使うかで、

うまく活きてきたりする。



体の生理・機能的な回復が難しい場合、

残っている残存機能を、1.2倍、いや、1.5倍使いこなす、テクニックを身に着けることで、

不安定な世の中の波を、乗りこなしてゆくことは不可能ではないと。



中には、病気から、障害者手帳を所得することになる方もいらっしゃいますし

福祉的な就労の選択肢が、自分の選択肢に最終的になるかたもいらっしゃいます。



どこに向かってゆくのが、その方にとっていいのか。



様々な可能性を試してみる中で、見えてくるその方独自の『道』があるように思います。





そこまでに『見極め』



自分に向き合いながら、内面に残っているいくつかのテーマに向き合うことになる場合が多いですが





現実や、事実を、どの段階で、どう受け止めながら、

残存機能を用いて生きてゆくのか。



失ったものには、初期は意識がとられがちですが、

失うと同時に、得るものが不思議とあるようで



失うことで、何を得たのだろう





そこまでいくと、



人生の価値観や大切だと思っていたものをたな卸し、優先順位の見直しや、時間やお金の使い方を『大切なものに集中的』に使うなど、発想の転換が有効だったり





得ることによって失うものと

失うことによって
得るもの

医科学的ではないですけど

生のフレイムをリフレイムされる過程で

人はもっと成長できる部分があったりする


現場で
生の声をうかがっていると

そう感じるときが

多々ありまして














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