難病の人の就労準備性?

  • 2015.07.13 Monday
  • 19:47

難病の人が就労支援を施設に通ってする場合に使えるのは


まずは
就労移行支援事業所
なんですが

こちらは
もともと発達障害のかたや
精神障害
身体障害のかたのためのプログラムだったので

難病の人にとって使い勝手いいものとまでなっていなかったりします

それでも
就労支援を専門にされていらっしゃるので、障害が違ったとしても、病態から把握いただける部分は大きいかと思いますが

それでも、難病の方の特性は
やはり、他の障害とは
性質が異なるため
どういう支援がいいのかについては
病気の特性に沿っていただく必要があると思っています



就労移行支援事業所のパンフレットを見ると

身体や発達障害、精神障害の方の利用については書き込まれていても
難病を受け入れ疾患とまで
明言しているところは
多くはないんですね


先ごろの難病患者の就労研修会でも
就労移行支援事業所を利用している難病の人の少なさは
発表された数字が物語っているところでした

利用者が少ないのは

使えることをご存知でない
だから、利用者増えないといいますが


ちゃんと伝えられているのかな?


伝えていないから
使えない
使えないから
経験がたまらない
熟練しにくい
しにくいから
『うちは難病の人の就労支援やっていないんです』などという言葉がでてしまう


どう使うかを
国がリードし切れていないから
事業所も困ってしまう、、、

その先の就労プランをしっかり作らないから

就労移行支援事業所が
やんわり受け入れなくても
強くいえない、、




難病の人が
仕事に復帰するため
就労するための準備をする施設は
限られていて

就労移行と
各県にある地域障害者職業センターの
準備支援室
の2つになります

精神障害などがあって
休職中であれば
概出の地域障害者職業センターのリワーク支援を利用することが
会社の同意のもとに
無料で利用することでできます。

これには精神障害であるという医師の診断と会社の利用の同意が必要になりますが、精神障害の手帳までは必要としません。


もとにもどります


難病の人が準備支援室を利用する場合
まずはお電話で確認され
ガイダンスなどに参加
つまりガイダンスへの申し込みをする必要がありますが

地域により
規模も違うため、細かな申し込みは違いがあるかもしれません


ただし
やはり難病の人の利用は少ない傾向があるため

各県の難病患者就職サポーターなどが

病気の特性に見合った支援などについて

つまり
どのくらいの通所期間が想定できるか
どんなプログラムが大切か
最終局面の実習や就労支援をどうするか

まである程度詰めてから
ネットワークでもって支援してゆくのがいいのではないかと思います

ただ、現段階まで
準備支援室も
発達障害のかたや
精神障害の方を主に支援してきているため

そこが今後難病の人の就労支援の窓口なってゆけるかは
これからの実績づくりによる部分も大きいのではと感じています



就労移行支援施設は福祉サービス受給証を申請し発行されれば
2年間施設を利用できるため

他の障害やご病気の方と同じようプログラム期間の流れに乗りがちですが

実は
難病の方の多くは
ブランクの影響緩和
勤怠がどのくらい可能なのかを
試す目的が主になるため


勤怠安定に2ー3ヶ月
そして実習や研修などに参加
など
準備期間は長く必要としないケースが多いので
最初にそういった事業所への
難病の人の疾患特性をある程度説明し

微調整しながらスタートするのが
現段階では難病の人の利用にはマッチしやすい気がしています


そして
ときどき
進捗状況を確認し
ご本人の感想や、気持ちなどもうかがってみたり



実際

何をどんな風に就労のための準備をしたらいいのか
深く理解するのは
なかなか難しいため

支援者側が当事者の方の就労準備性を整えることの
意味と価値を理解する必要があり
テクニックを身につける必要があります


難病も人のリワーク、あるいは復職支援を理解するベースとしては

すでに研究がすすんでいる
精神疾患などのうつ病のかたのリワーク支援のプロセス
断片として参考になるため

もし難病の就労支援携わられていらっしゃるなら
大型書店でお買い求めいただいて
数冊ばかり読まれることもお勧めします

リワーク関連本ですね



本当はそういう難病の人のリワーク研究を公益法人にしていただけるとありがたいのですが(u_u)


今は
以前リワークに携わった経験なども加味し、難病の方の病態をモニタリングしたデータも踏まえ

自前プログラム作り
就労準備講座や
難病の人のストレスマネジメント講座作成し

定期的に開催させていただくようになりました

毎月やっていますので
10名から20名ほどの参加になっていて
何名かの支援者の方の見学参加も受けつけています



ゆくゆくは難病の人のアサーション講座開始できればと思います^ ^



就労準備が必要かどうかを見極め
病態とコンディションなどにより
今後どのくらいの持続的な就労負担を受け止める可能かを

やはり専門相談員が
リードしてゆく必要がありますが


現時点では
こと難病の方々への就労支援では
医療的な見極めが、就労のことも見渡しマッチングなども適切にキャリアナビゲーションできスタッフは
見当たりにくいといってもいいか知れません


そのために
各専門職のネットワークと
連携が必要なりますが


医療の資格を持った専門職員が
キャリアにも精通している

そういう支援員養成が大事になってきていると感じています








コメント
就労、難病で検索したらたどりつきました。内容が今自分が直面してることそのものでした。
障害者手帳=就労ビザには納得しました。
障害者手帳がない難病者は、支援とかに頼らないと就職できないのが現状です。

障害者求人に募集したい求人がありましたが、手帳がないため受けれませんでした。

とても為になりました。
  • かね
  • 2016/11/10 6:35 PM
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

selected entries

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM