refer 繋がりの質

  • 2017.09.02 Saturday
  • 20:37


一晩で季節が捲れてしまったような肌寒い朝、
薄手のジャケットを羽織り
成城学園前駅から徒歩5分とほど近い 成城大学で開かれている
キャリアデザイン学会に参加するため家を出た。

午後からいくらかあったかくなるにせよ、半袖の人もちらほらみかける

こうした気温の変化に、着衣の感覚はいささか置いてけぼりになる、
…自分が寒いかどうか、
肌感覚にうかがいをたてながら、着衣を決めた。

駅まで行ってみると


半袖!
寒そうだなぁ
と行きゆく人々に気が向くのも
ある種の職業病とでも言おうか

季節の変わり目は、思っている以上に心身は夏の自律神経の疲労から、免疫が低下しがち

ちょっとした季節の気まぐれに、自律神経は夏の緊張感と相まって、風邪をひきやすくなる…云々 街の保健師気取りもそこそこに、学会の話に戻ろう





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今回が第14回目のテーマは
『多様なキャリアの創造に向けて』
参加した分科会で特に印象に残ったのが、
法政大学の梅崎修先生が今携わっているという2016年から厚生労働省の事業として始まった『おしごとアドバイザー制度』での、電話やメールでの就労相談事情のお話でした。


2016年から始まって、今はどんな状況なんだろかと、少し気になっていた事業ではありましたが、

サイトにも記載されているように

ちょっと話してみたいな…な方も無料且つ匿名で相談ができるという、ややふんわりと、かなり敷居を低めに設定されていて、
かなり不特定多数の方々からの相談を、相談者の情報を必ずしも特定しないで実施するので、
こうした梅崎先生はじめ、労働政策研究・研修機構の分析や課題の改善のためのアクションリサーチは大切と感じます。



アクションリサーチとは、分析者が直接かかわる実践問題を理解し、計画を練りながら課題改善のため、監察し、解釈し、次の計画に活かしていくリサーチをいいますが、

机の上の出来事ではないため、
改善がはまると、よりダイレクトに関係者に結果が反映されやすいといえるのではないでしょうか。


アクションリサーチ

と聞いて


普段の仕事がアクションリサーチだなぁ…と、心の中の声。


現場で相談を承り、
その改善を検討し、
さらに地域や支援連携での課題を分析し、解釈し、
繰り返す。
ときに発表をし、また現場に戻り…




課題=困っていること


課題改善=困っていることが減る、または改善する。

人々の明日からの生活へと直結していく。


先生がおっしゃっていた


『相談者の必要をどこにリファー(refer)していくのか、できるのか、リファーに課題がある』といった内容だったように思うが、


ここでリファーとは
促進しづらいと判断した時に行うのが「リファー(refer)」である。
『リファーというのは、自分以外の他の心理専門家や精神科医、法律の専門家(弁護士)、福祉の専門家(ケースワーカー)・社会保険労務士・などにクライエント(相談者)を紹介することで、『自分にはできない種類の支援・治療・制度利用』を促進しようとするものであり、専門家間の紹介・斡旋や異業種間の役割別の連携といった意味合いを持っている。』

というのだそうですが

心理学用語からひっぱって使われているようです。


電話やメールでの就労相談

と、窓口の就労相談を
適切なリソースに繋げていくことも、
適切なリファーをし、切れ目のない、支援連携をはかりながら、
相談者の必要に辿りつくサポートには、
質のいいリファーは不可欠。

そうした中 『リファーの質』。
という言葉が浮かびあがるが、

その質が何をどうしたらよくなるか、少しだけ言葉の持つ意味を思い浮かべてみたが、


やらなければならないことが
まるで走馬灯のようにかけぬけ
すぐに頭の中は飽和状態になった。

しかし、

日本の課題は
仕組みやそれぞれの団体の評価基準を背景に、うまく繋がりにくい現況をとらえ、どうしたら質のいいリファーシステムを構築するか


やっぱり
リファーですよね…

と梅崎先生に質問しつつ、


そうしたリアルソーシャルネットワークをどうつなげるか
繋がるためのつまずきやすい障害物やちょっとした砂利をどけるか
まずは

顔を合わせて、話し合いを
それも形式張りすぎない話し合いを柔軟にもつこと、そうしたプラットフォームになる場をつくるか。

あたかも脳の回路の繋がりが良くなるために、慣れをつくだしたり、
シナプスが活性化しやすいように、動き、セロトニンを増やす活動を意識することと似た
活性化するための、意見を交わす場づくりが、
リアルソーシャルネットワークを繋がりをよくしてくれるシナプスを活性化してくれるのでなかろうかと


不可能だ、と思ってしまった脳は、
学習性無力感に苛まれ、
モチベーションは維持しにくくなるが、
なんとかなるかもしれない…と思える場所をつくることが、
未来を信じ、自分自信を信じつづけるプラットフォームにもかわるのではないかと、


シナプスが活性化した。


プロジェクト名は


シナプス

synapse





と梅崎先生のお話をうかがい、



頭のsynapseが動いて、残った言葉が

リファーの質
繋がりの質

だった。


分科会が終わり、
霞みがかった視界がいくらか晴れたような高揚感と課題への緊張感のなか

僕の後方から
ある方が近づいてきた


「というわけで、早速、リファーを…」 と物腰柔らかに声をかけてくださったのは

お仕事アドバイザー制度の企業の担当者の方だった。



「はい、ではリファーを」

互いに’リファー‘で、相応な支援連携関を築く共通認識がもてたら、話は早いでしょうね

さて、いかに繋がり(リファり)ましょうか。
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